「教えてあげるね、人間くん。」

コンテンツ・大量生産消費社会の闇に生まれた怪異。

人間と人間以外……通称・『人外』が共存する世界線の現代日本で社会生活を営む、ちょっと元気とやる気と正気が足りていないダウナー気味なお兄さん。

人間たちの暮らしやサブカルチャーに強い興味を示しており、生活様式をも模倣している。

​

『画らくた』はインターネット活動（Vtuber）をするためのHNであり、社会生活を営むための名前、怪異としての管理番号、真名がそれぞれ別に存在するらしい。

 

基本的には誰に対しても友好的で、内向的な性格から人間にも人外にも無駄な接触や敵対行動を行わずローテンションに存在しているが、その実怪異としての情緒不安定で激情的な側面をしっかり持ち合わせており、たびたび暴発してトラブルを引き起こすことも。

​

自己承認欲求と愛され願望が振り切れている、所謂メンヘラの気があり​親しくなるとなんかダルい絡み方するタイプ。それでも愛してくれるよね？素っ気ないより執着あるほうが『向き合っている』って言えませんか？僕は愛した人とは常に視線を合わせていたいんですよ。お互い関心があるという確証がいつだってほしいじゃないですか。愛されているという実感は相手に感じろと委ねるものではなく、自ら行動し続け怠らない人物のほうが『誠実である』と言えませんか？

……おい、なんなんだよその顔は。いつもいつも愛がなんだ好きがなんだと飽きもせず談義して楽しそうに不安になってるのはお前ら人間じゃないですか。僕は人間くんに愛されるために『人間らしい』をしているに過ぎません。それを、そういう軽蔑した顔で見るのはどういう了見だシニカル気取ってんじゃねえよ廉価版村上春樹みたいな面で物事俯瞰して満足か？愛ってお互い恥をかいてみっともなく狂うもんじゃないんですか？……うんうん、そうですよね。そんなわけねえだろ。